ピュアバカ

前にもブログで書いたけど、

素直な気持ちを持ち続けることって本当に大事だな。

それだけですごい財産を持っているようなもんだぜ。

 

ほとんどのひとは、年齢を重ねるにつれ、

「バカ」と呼ばれるのを嫌がるようになる。

 

それで、年とってから慌てて、何かの資格をとろうとしたり

大学や専門学校に通いなおしたりするひとがいる。

 

もともと立派な学歴や肩書きがあるひとは、

やたらとエリート然とした振る舞いをして、威張ってみせるようになる。

 

でも学歴や資格があるからって、「バカ」じゃなくなるとは限らない。

仕事として素敵な結果を出すのは、そう簡単なことじゃないからな。

 

そこんとこ勘違いしちゃうと、現実には何の実績もないのに、

上から目線でひとに説教たれたり、屁理屈こねたり、つまらん駆け引きしたり、

そういう「大バカ」なおじさん(おばさん)になってしまう。

 

素直な「バカ」なら、ひと様から笑ってもらえて、愛されもするけど、

「バカ」をこじらせた「大バカ」は、みっともないことこの上ない。

 

俺は専修大学中退なので、過去にお勉強のできる方々から

「押川さんも大学に行き直して、学歴をつけたほうがいい」

と言われたことがある。

 

当時は、ちょっと心が揺れないこともなかったが、

今となっては、行かなくて良かった。

 

だって、親をゴルフクラブでぶん殴るような「ひきこもり」や、

刃物を隠し持っているヤク中に、丸腰で会いにいくのが俺の仕事だぜ。

 

我ながら、バカだな、バカじゃなきゃできない仕事だな、と思う。

 

だから俺は、ひと様から「押川、バカだな」「アホだな」と言われるのが、

実は、すごく嬉しい。

 

ネット上には、そういう俺の悪口がいっぱい散らばっているが、

俺はいつもニヤニヤしながら、それを読んでいる。

 

そしてこんなバカな俺のブログを、喜んで読んでいる皆さんも、

実は相当、素直なバカなんじゃないかと思っている。

 

バカは死ななきゃ治らない、と言うことだし

面倒くさい「大バカ」な年寄りになるよりは、

素直なバカで、明るく楽しく生きていこうじゃありませんか!!

 

 

0726