押川の提言

俺が「精神障害者移送サービス」を始めたのは、1996年のことであるが、

直後から、マスコミからの取材を受けるようになり、ドキュメンタリーとしてテレビで放映され、

「子供部屋に入れない親たち」という本も書いた。

 

そんな俺の活動を目にした識者やコメンテーターの中には

「移送は、都道府県(実際には各自治体の保健所)がやるべき」と言う者もいた。

 

1999年には、精神保健福祉法の改正により ...