この国のゆくえ

昨日のメイカームーブメントの記事には、
いいねボタンを押してくれたひとがたくさんいた。
俺のふだんの記事よりだんぜん多いぜ(笑)

 

でも俺は思った、みんな意外と、
この日本という国がどこへ向かっているのか、
いつか、どっかの国に、まるごとやられちまうんじゃないか、
そういう不安や猜疑心を抱きながら生きているんだな。

 

ニュースで報道されていることなんて、
全部が100%の真実ではないし、
表に出せないことだって山ほどあるからな。

 

みんな、それに気づいているからこそ、
自分の目で見て、調査して、考えぬいた「本物の情報」
を持っているひとの、話を聞きたがる。
もちろん俺も、そういうひとの話は金を払ってでも、聞きたい。

 

でも、真実の情報を入手したときに感じることは、やっぱり
この日本という国は、どこへ向かっているのか…
ってことなんだ。

 

これは、あるひとから聞いた話なんだけど、
諸外国(たとえばアメリカや中国や韓国……)のひとにとっては、
「金」の価値、優先順位というのは、
俺たちが思っている以上に、とてつもなく高いんだそうだ。
べつにそのひと個人がどうこうってわけじゃなく、
お国柄というか、そういうふうに組み込まれている。

 

彼らが時間を守らなかったり、仕事が大雑把だったりするのも、
そのせいだって言うんだな。ようは、
「時間を守ってほしいなら、もっと金をくださいよ」
「丁寧にやってほしいなら、もっと金をくださいよ」
と、きちんとやらないことが、金額をつり上げる交渉手段になるからだ。

 

だから彼らにしてみたら、日本人が金額に関係なく最初から、
時間を守ったり、仕事を丁寧にやったりする、
その感覚は、意味が分からないらしい。

 

日本人からしたら、「金」じゃなくて「心」でやっていることなんだけど、
諸外国のひとにとっては、
なんで、「心」なんて曖昧なもののために、そこまでやるんだ!?
……と、脅威にすら感じるらしい。

 

俺はなるほどなあと思ったよ。

 

日本という国がどこに行くのかは分からないけど、
そしてお金を稼ぐことは大事だし、
金の価値自体も、否定する気はないけど、
やっぱりハートの部分を忘れちゃいけないね。