押川の「人間臭い」生き様

去る7月21日、一般社団法人熊本青年会議所の例会にて、講演を行いました。

先方からのお題は、「青少年問題について、私たちにできること」。これまで私の講演というと、保健師さんはじめ専門職の方、学校の先生、警察官などを対象に、「現場対応」について話をすることが多かった。しかし今回は、青年会議所(JC)という、いわば、「地域の代表」の方々が、「青少年の問題に対して何ができるのか!?」がテーマである。

私がまずお話したのは、「今の子ども・若者の実態」である。以下は当日、使用 ...

本と漫画

コミックバンチwebにて、電子版(無料)第42話が掲載されました。「私の夫は殺人犯④」煮え切らない態度の夫は、妻を助けるつもりがあるのか。そして妻の両親や娘の真意は……。ぜひお読みください。

 

本と漫画

コミックバンチwebにて、電子版(無料)第41話が掲載されました。「私の夫は殺人犯④」夜ごと徘徊する妻。なすすべもなく従う夫だが、押川の言葉に触発されて過去を振り返る……。ぜひお読みください。

コントラバーシャルな押川が斬る!, 気持ち!「人間臭い」コラム

先日、小学校の先生の研修会に講師として呼んでもらった。このご時世なのでzoomでの参加である。

講演などに呼ばれたときには常に、「もう二度と呼ばれなくていい」という気持ちで話をしている。そのほうが心置きなく「本当のこと」を言えるからだ。現場の最先端を見てきた自分の価値は、そこにしかない。というわけで今回も「明るい話はできませんよ」という前置きのもと、引き受けた。

 

 

講演内容の詳細はここでは書かないが、先生たちにとって ...

本と漫画

 

バンチウェブにて、第38話が掲載されています

 

月刊バンチ2月号も発売中。

(ちなみに今号は、「現場ノート」が紙面の都合上で掲載されていません。書かなかったわけではないので、電子版アップの際に掲載されます)

 

さて、12月発売のコミックス8巻について、ライターの加山竜司さんからまたしても素晴らしいレビューを頂戴しました。原作者の俺ですら見落としていたようなところにまで目を向けてくれ ...

本と漫画

『「子供を殺してください」という親たち』7巻のレビューを、加山竜司先生よりいただきました! 

加山先生の分析は、いつもながら俺が言いたいことを突いている。コミックス7巻を読んだ人は、ぜひこのレビューを読んでほしい。そしてコミックス7巻をまだ読んでない人は、まずはそちらから(笑)

『「子供を殺してください」という親たち』7巻、価値観のアップデートについて考える

 

加山先生は、こんな指摘をしている。

「価値観を日々アップデートしなければ ...

本と漫画

12月9日『「子供を殺してください」という親たち』 第6巻が発売しました! いつも応援、ありがとうございます。

 

常軌を逸した行為を繰り返し、弟を追い込む【誠一】のその後。

子供の薬物乱用をひた隠し、お金で解決しようとする親。

長期ひきこもりの男性が抱える重大な秘密とは……。

 

第6巻では、薬物乱用や小児性愛など、現代社会を象徴するテーマに斬り込んでいます。

“人間”を描くノンフィク ...

その他

だいぶ遅れてしまったが、9月6日は会長の誕生日だった。14歳だ。

さすがに耳も遠くなり、シッコも漏れ放題だが、悠々自適に生きている。

先日は事務所のスタッフと一緒に、往復一時間のハイキングも難なくこなしたそうだ。そのコースは、俺も大学のサイクリング部の練習で使っているが、標高137mの小山とはいえ、なかなかの急坂が続く。その山道を会長は、リズムを崩すこともなく「前へ、前へ」とひたすら歩いたという。上出来だ。

いま世の中には「人間」になりそこねたアニマルみ ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

京都アニメーションスタジオの放火事件について、詳細が報道されるにつれ、なんと凄惨な事件かと、哀しみと憤りにかられている。多くの優秀なクリエイターが犠牲になったと聞く。亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申上げ、また、被害に遭われた方々が一日も早く快復されるようにと祈るばかりである。

被疑者の男は意識不明の重体で治療中ということもあり、動機はいまだ判然としない。警察官に確保されたとき、「小説を盗まれた」と話したそうだ。被疑者と京都アニメーションに関係性は見つかっていないため、一方 ...

本と漫画

「子供を殺してください」という親たち 5

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2019年06月08日楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7net

フリーライター加山竜司先生から、コミックス5巻のレビューを頂戴しました。

連続して起きた不幸な事件と『「子供を殺してください」という親たち』5巻

はじめに。加山先生はレビューの中で、練馬の事件について「子供の生殺与奪の権利が自分にあるという、誤った価値観」と指摘し、「はな ...

コントラバーシャルな押川が斬る!

長期化した重度ひきこもりの問題を解決するにあたっては、背景に精神疾患があることを理解し、精神科医療の力を存分に借りるしかない。それが現状では、もっとも安心かつ安全なのだ。

続きはnoteで

本と漫画

「子供を殺してください」という親たち 5

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2019年06月08日楽天ブックスAmazonKindle7net

6月8日『「子供を殺してください」という親たち』 第5巻が発売します! いつも応援、ありがとうございます。

精神疾患を放置した結果、長期間自宅に閉じこもることになり、健全な生活を失った【美佐子さん】。その結末とは?

そして、常軌を逸した行為を繰り返し、弟を追い込む【誠一】のケース。

押川剛note, シリーズ 『清く正しい危機管理講座』

【note更新情報】

4月6日(土)の東京新聞に、『医療保護入院「まるで誘拐」』と題する記事が大々的に掲載された。執筆した中澤佳子記者からは、俺のところにも取材依頼があったが、「医療保護入院のための移送」制度について純粋に考える意図が感じられなかったため、「現時点では、私はコメントする立場にありません」と回答した。そのやりとりについては、先日のnoteに詳細を書いた。

このケースをもってして「移送の実態」というには、あまりに偏りがある

一読者として東京新聞の記事の所見 ...

押川剛note, シリーズ 『清く正しい危機管理講座』

ブログでは言いたいことを控えめに書いているので、刺激的な内容に関しては今後、noteで書くことにした。有料でしかも刺激が強いから安易な購読はダメだよ。

堂々たる第1回目は『清く正しい危機管理講座② プロフェッショナル編』。(ちなみにシリーズ「清く正しい危機管理講座①」はコチラ」

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以前、俺のブログで『清く正しい危機管理講座①』(2017年8月7日)というのをおこなったのだが、今日は久しぶりに2回目の講義を行う。

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本と漫画

『「子供を殺してください」という親たち』コミックス、1巻と2巻が同時に重版(1巻6刷、2巻4刷)になりました。ご購読くださった皆様、ありがとうございます。

2019年に入ってからも、毎日のように親族間事件が起きています。今後も「家族の問題」に真摯に向き合っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

 

「子供を殺してください」という親たち 4

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2018年12月07日 楽 ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

千葉県野田市の小学4年の女児(10)が1月24日、自宅で亡くなり、父親(41)が傷害容疑で逮捕された。学校や行政が虐待の可能性を把握していながら、助けられなかった。「親子」「家族」への認識を変えていかない限り、同じような事件は続くだろう。 まずは各社の報道から、事件に至るまでの経緯を時系列でまとめる。

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2017年7月、一家が当時住んでいた沖縄県糸満市の窓口に、女児の母親の親族から「母親へのDVと女児へのどう喝がある」と相談があった。 ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

元旦未明、原宿の竹下通りで軽乗用車が暴走し、8人が重軽傷を負った。新年早々、俺はかなりの衝撃を受けた。

続報によると、容疑者(21歳)が借りたレンタカーの車内からポリタンクに入った灯油や高圧洗浄機が見つかり、「車ごと燃やそうと思った」と話しているという(高圧洗浄機で灯油噴射 原宿暴走逮捕の男計画か)。早い段階で逮捕されたことは、不幸中の幸いだった。

当初、容疑者は「オウム真理教の死刑執行に対する報復」などと供述し、メディアも「テロ云々」と報道していた。しかし、それに ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

今年1月、徳島県小松島市で、強迫性障害と診断されて自宅にひきこもっていた娘(39)に頼まれ、母親(67)が首を絞めて殺すという事件があった。母親は犯行後に自殺を図ったが一命を取り留め、殺人容疑で逮捕。鑑定留置を経て嘱託殺人罪で起訴された。

9月末、徳島地裁は「精神的、肉体的に疲弊し、著しく追い詰められた状態だった」として、母親に懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡している。

その事件に関する記事が、徳島新聞に掲載されていた。

障害ある娘 懸命にケア  ...

家族の問題

先日、3回目の新潮講座をぶじ、終えた! わざわざ遠方から来て下さった方もいたようで、誠にありがとうございます!

講座では、家族のトラブルが深刻化する現代において、「親」として、また「人」として、どうあるべきかについて、日頃から考えていることを話した。内容のすべては書き切れないが、肝となった話を備忘録的に書き留めておきたい。

 

本当のことを言う!

俺の経験上、子供が問題行動を起こす家庭では、「親が、子供に本当のことを言っていない」というケースがと ...

本と漫画

評論家の加山竜司先生が、さっそく第4巻のレビューを書いてくれた。

『「子供を殺してください」という親たち』の「確信の4巻」

そして原作者の俺は、またしても加山先生のレビューに唸らされた。いや、正直に言うと、「ワオ! やられた!」という気分だ。なぜなら加山先生が指摘した「世間体」というキーワードについては、まさに今回の核であり、「4巻が出たら、“世間体”に関するツイート連投するか!」と考えていたのだ。

 

「世間体」という悪魔

漫画もそ ...