2014年の押川

2014年も、すでに一ヶ月が過ぎてしまった。

 

旧暦で言うと2月からが新年ということなので、

ここからまた、気持ちも新たに、頑張る所存である。

 

さて、俺は、このブログではかなり言いたい放題、

まったくもって素の俺でやってきた。

おかげさまで読者数はぜんぜん増えていない(笑)。

 

それどころか、【俺の人生哲学~『探偵物語』】という記事で、

まるでヤ○ザさんみたいな写真を載せたせいか、

昨年末には、トンデモナイ家族からの依頼が立て続けにあった。

 

どうトンデモナイのかと言うと、

はっきり言って、「家族が犯罪者」なんである。

 

どこまでいっても自分たちのことしか考えていない。

自分の生活(金、名誉、地位)を守るためなら、

子供の犯罪も見て見ぬ振りだし、

見て見ぬ振りどころか、けしかけているような家族すらいる。

 

他人が心から向けてくれる心配などは、聞き入れず、

あくまでも、自分たちの生活(金、名誉、地位)が最優先。

他人を振りまわすこともなんとも思わないし、

むしろ当然の権利だと思っている。

 

そういう家族だ。

そんなトンデモナイ家族が、俺のところに相談に来るのである。

 

俺はつくづく思った。

「いまや、常識的な家族の案件は、

公的機関などを利用することで、解決するのだ。

俺のところにくるのは、それでも解決しなかった、

究極のヤバすぎる案件なのだ!!」

 

しかし! 念のため強調しておくけど、この押川が大事にしているのは、

“こころ”

だぜ?

 

「探偵物語」でも、こう言っているじゃないか。

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「あのね、私は主義として理屈が通って法律に触れなければ、(仕事は)大体引き受けるんですけどね。あと相手が信用できるかっちゅうかね」。

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俺は決めた。

 

この2014年は、この「相手が信用できるか」ってところだけを見ていく。

俺にとってはそれが、「面白いかどうか」を判断する、

大事な基準でもあるからだ。

「面白い」ことって世の中にいっぱいあるけど、

究極に面白い、スペシャルなことをやる奴って

根っこのところで信頼できる、信じられるものを持ってるからな。

 

何度も言っていることだけど、ヤバい案件自体はウェルカムだ。

頼んでくる家族に、それぞれ立場があったり、

思惑があったりするのも、別にいいんだ。

 

でも俺は、そのなかにある、「本気」が見たい。

 

本気で家族(子供)のために動いているか?

本気で俺に、家族の問題をゆだねるつもりでいるか?

あんた自身が、本気で生きているか?

 

2014年になって、俺のところには今まで以上に、

いろんな話が舞い込んできている。

俺は「やる!」と決めたことには、

本気で、100パーセントの自分で、取り組む!

 

だからこそ、一緒に仕事をしていく相手にも

本気で、100パーセントであってほしい。

 

お互いの覚悟のもとに成り立たない仕事など、

俺にとってはもはや、何の価値もないのである。