小山越え

抱えていた大きな案件の一つが、分岐点となる山を越えた。

と言っても小山くらいのもので、まだまだ先は続くのだが。

 

正直なところ、この案件に関しては、

体力的精神的にきついと思うこともあったし、

これは成就しないかもな…と弱気になることもあった。

 

でも自分が「やる!」と決めて始めたことなのだから、

ケツも自分で拭くしかないのだ。

 

よく、その瞬間の気持ち…たとえば「きつい」とか

「もう嫌だな」とかいう一瞬の気持ちで、

逃げ出したり、簡単に身を翻したりするひとがいる。

 

でもそんな生き方では、いつまでたっても答えは出ない。

 

答えが出ないどころか、

ドツボにはまって、ひとも離れていって、

最後は違法・不法といった、ひとの道をはずれて歩くしかなくなる。

 

今回の案件ではある人物を通して、

その成り行きを目の当たりにした感じがした。

 

瞬間瞬間の感情で生きるのではなく、

長い目でみて、じっくり腰を据えて、

自分のおケツは自分で拭く。

 

そういうふうに生きていかねばと、改めて思った。