50回は読め

 

俺のスーパーバイザーでありメンターでもある小林由美先生の新著『超一極集中社会アメリカの暴走』を読んだ。前作『超・格差社会アメリカの真実 (文春文庫)』に引きつづき、唸りまくった。

 

「アメリカを題材にして書いているけど、日本のことでもあるからね。それを頭に入れて読んでね」とは、小林先生の言葉だ。

 

俺が唸った文の一つを引用しておく。

 

技術やビジネスモデルやライフスタイルが、個人でさえもついていくのが困難な速さで変化していたら、社会の仕組みが変化に追いつけるはずがありません。そのひずみは至るところに現れています。冒頭に書いた富の極端な集中もその一つです。技術進歩に追いつけない人が増えてデジタル・デバイドは一段と拡大し、それが中間層の没落、落ちこぼれや精神疾患の急増などにつながり、そしてポピュリズムの高揚が独裁者の登場を招きかねないといった社会現象は、いずれも同根でしょう。

引用:超一極集中社会アメリカの暴走(小林由美著)

 

レビューはうちのスタッフが「トキワレポート」にも書いているので割愛するが、とにかく多くの方に読んでほしい。

 

頭の悪い俺は、あと50回は読む! そしてメンタルヘルス界に応用していく!