俺がブログを書く理由

この間、ある組織のトップから言われて、本当にそうだなあと思ったのだけど、

俺が学生時代に受けていた教育と、今の若いひとたちが受けている教育、

中身を比べてみたときには、雲泥の差で今のほうが優れているんだよな。

 

今の20代は、ゆとり世代と馬鹿にされたりするけど、

それはあくまでも濃度の問題であって、

学問自体はどんどん進化し、新しいものが出現してもいる。

だから一生懸命、勉強してきた若い奴らの頭の中には、

超面白いことや新しいアイデアも、詰まっているはずなのだ。

 

その意見や発想が斬新すぎて、俺たち上の世代の人間には、

「何、考えているのか分からない」こともあるだろう。

 

そんな時代遅れの年寄りにできることは、たった一つ。

「ケツは拭いてやるから、思うとおりにやってみろ!」

と言ってあげることなんだと、そのトップは言うのである。

 

だけどしょーもない年寄りに限って、

「それはどういう意味なの?」「分かるように説明してくれる?」

「採算はとれるの?」と、ネチネチ問いただす。

 

今、そういう40代、50代に嫌気がさして、

会社を辞めてしまう優秀な20代、30代がいっぱいいるそうな。

 

組織を離れて転職や独立をして、楽しくやっていけるならいいけど、

心の病気になり、自殺という道を選んでしまうひともいると聞く。

 

それはあまりにも、哀しすぎるよなあ。

 

俺はこのブログに、俺なりの人生哲学を書いている。

それは俺が、子供のときからずっと感じてきたことや、

20代で起業をして経験したこと、移送を始めて学んだこと、

それらを元に導き出した、現時点での回答である。

 

言ってみれば、俺が若い頃に、知りたかった答えなのだ。

 

だから中には、古い話や幼稚な話もあると思う。

なぜなら、現時点で俺が考えている人生哲学に関しては、

まだまだ考えの途上で、もっと熟成が必要だと思うからだ。

たぶん、10年20年後に、「これが答えだ!」と言えるのではないかな。

 

その代わり、年上の先輩たちから教えてもらった人生哲学に関しては、

惜しみなく、伝えているつもりだ。

皆、苦労を重ねて成功と失敗を繰り返してきた強者たちだから、

なんたって完成度が高い。

 

俺は、そういういい話やタメになる話は、

すぐに誰かに話したくなっちゃう性分なんだよ(笑)。

 

とくに今が働き盛りの20代、30代の若いひとたちには、

「あんたたちの味方になる大人も、絶対いるよ」と伝えたいし、

前向きな気持ちで時代を作っていってほしいなあと、切に願う。

 

仕事でもプライベートでも、嫌な思いをしたり落ち込んだりすることは、

誰にだってある。

そこで、ずーっと後ろ向きになっても、何もいいことはない。

 

俺は家族の激ヤバな問題でも、笑いどころを探すくらいだよ。

そういうときに、素直にププッと笑って、

「元気が出ました。がんばります」と言ってくれる家族は、どこかで救われる。

 

反対に、どこまで行っても暗~い調子で、他人を責めたりけなしたり、

そういうマイナス思考しかできない家族は、

周りがいくら頑張っても、最後に必ずつまずいてしまうんだ。

 

俺の大好きな探偵物語の工藤俊作も言っているではないか!

 

「人間ていうのはさ、なんかこうあの、

冗談か本気か分かんないギリギリのところで生きてるんじゃないかしら」

 

俺もときどき古い話をしたり幼稚なことを言ったり、

冗談か本気か分かんないこのブログ、

これからも生ぬる~い温度で、見守ってくれよな!