死亡の母親 10か所以上に刺し傷、妊娠3か月目

 

 

 

死亡の母親 10か所以上に刺し傷、妊娠3か月目

 

TBS系(JNN) 5月28日(木)18時26分配信

 

大阪府豊中市で33歳の女性が同じマンションに住む男に刃物で刺され、死亡した事件で、女性の首の左などに10か所以上の刺し傷があることがわかりました。女性は妊娠3か月目だったということです。

 

事件が起きたのは27日午後2時頃、大阪府豊中市のマンションに住む滝畠裕美さん(33)は1歳の長男と一緒に自分の部屋の階でエレベーターを降りました。すると突然、乗り合わせていた男に刃物で切りつけられ、滝畠さんは搬送先の病院で死亡しました。

 

殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたのは、同じ階に住む無職の上原亮宏容疑者(53)でした。

 

「きのうのまさにこの時間帯に事件は起きました。駅の目の前で人通りは多く、現場は騒然としていたということです」(記者)

 

警察によりますと、滝畠さんの左首や腹などに10か所以上の刺し傷がありました。親族によりますと、滝畠さんは妊娠3か月目に入ったところだったということです。

 

「男が暴れて、警察に押さえつけられていた」(目撃者)  警察官が現場に着いたとき、血を流して倒れていた滝畠さんのそばでは1歳の長男が泣きじゃくっていたと言います。

 

「ふだん聞こえない子どもの泣き声(が聞こえた)。ちょっと異常な泣き方をしていた」(現場近くにいた人)

 

滝畠さんの夫の両親は無念さが抑え切れないと話しています。

 

「(子どもを)かばってくれたと思う。自分だけが刺されて」(滝畠さんの義理の母)

「本当にあんなにいいお嫁さんはいない」(滝畠さんの義理の父)

「子どももかわいがってくれて、愛情いっぱい育ててくれた」(滝畠さんの義理の母)

 

取り調べに対し、上原容疑者は「滝畠さんの子どもが玄関のドアを叩くので、数日前に文句を言いに行った」などと供述する一方、「ストーカーをされ、カメラで監視されていた」と、意味不明なことを話していて、警察は、刑事責任能力の有無についても、慎重に調べています。(28日17:57)

 

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またこんな事件が起きてしまった。

幼い子供の目の前で命を奪われ、どんなに無念だったことだろう。

 

同じ大阪で、こんな事件も起きている。

 

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(以下引用 毎日新聞5月29日)

 

<殺人未遂>女性刺し逃走の男、自宅で逮捕 大阪・門真

 

28日午後4時50分ごろ、大阪府門真市幸福町の耳鼻咽喉(いんこう)科「栗山診療所」で、受付の女性事務員(58)が男に包丁で刺された。守口市門真市消防組合などによると、女性は顔付近や背中を数カ所刺され大けがをしたが、命に別条はないという。

 

近くの府営住宅に住む診療所の患者の男が関与した疑いが強まり、大阪府警門真署は6時間後、自宅にいたところを殺人未遂容疑で逮捕した。自宅から血の付いた包丁を押収した。

 

門真署によると、男は無職の冨村大輔容疑者(45)で1人暮らし。被害女性と違う女性の名前を挙げ「腹が立って女を殺してやろうと考え、家の包丁を手提げかばんに入れた。うつぶせになった女の頭と背中をめがけて包丁で突き刺した」と認めているという。意味の通らない供述があり、刑事責任能力の有無を慎重に調べる。

 

冨村容疑者は受付カウンター内にいた女性事務員を、無言のまま、かばんから取り出した刃渡り約30センチの包丁で刺したとされる。当時は診察時間中で患者数人がいたが、他にけが人はいなかった。

 

異変に気付いて診察室から出てきた男性医師が、冨村容疑者に「何してるんや」と大声で注意すると、冨村容疑者は医師を診療所の外まで追いかけた。その後、向きを変えて逃げ出し、近くの商店街を通って診療所から北東に約650メートル離れた自宅に逃げ込んだ。

 

目撃情報などから、冨村容疑者の関与が浮上。28日夕方から大勢の捜査員が府営住宅の周辺を取り囲み、警戒を続けていた。  現場は、京阪古川橋駅の北西約250メートルの古川橋本通商店街の一角。

 

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現時点での供述から、被害妄想など何らかの精神疾患があったと推測されるが、

こういった精神疾患が理由と思われる近隣トラブルは

俺のところへの相談件数を見ても、かなりの数で起きている。

 

だが俺は、民間の会社の人間だからこそ、

当事者の家族からの依頼でない限り、介入が難しい。

 

近隣からの相談をもとに、当事者の家族に対して受診勧奨を行ったり、

身寄りのない当事者に対して介入したりする権限をもっているのは、

行政機関だけなのである。

 

だがそのシステムが、ほとんど機能していない。

もはや行政機関を叩いて、どうこうなる問題でもない。

システム自体を変えるしかないのだ。

 

俺はそれを社会に訴えるために、

この数年、さまざまな角度から準備をしてきた。

このブログもその一つなので、「しつこい」と思われようが、訴えていく。

 

それが、俺にできる唯一のことだからだ。