もやもや語り

人生がうまくいかないと嘆いている奴ほど、

もやもやと思い悩むのが好きだ。

 

もやもやするのは勝手だが、

それを他人様の前でも表したり、

あろうことか他人様に延々ともやもやを語ったりするのは、

少々、お行儀が悪いのではないだろうか。

 

学生ちゃんくらいの年齢のうちはまだ、

「しょーがねえな」と許してもらえるかもしれないが、

社会人になってまでそんなことをしていたら、

仕事仲間はもちろん、友人だってどんどん離れていくぜ。

相手にとって、これほどゲンナリする行為はないからな。

 

ひとも運気も離れていって、最終的には、

本人もどんどん不健康になっていくんだよ。

 

俺の敬愛する二丁目のママなんかは、頭のいいひとだから、

もやもや野郎に対しては、はっきりこう言うよ。

 

「アンタ見てると、アンタの親がどんな人間かすぐ分かる。

そうとうラクして金儲けしたのね!」

 

「親がラクして得た金でメシを食わせてもらってきたから、

そんなふうに、もやもやもやもやできるのよ!」

 

「アンタ、お金稼いで楽しく生きていきたいなら、

元気くらい出しなさいよ! 腹から声出しなさいよ!」

 

ママが最高に正しい。