カミングアウトします!

 

カミングアウトします!

実は弊社は、事務所レベルではありませんでした。本当は『研究所』レベル!を目指し、長らくやってきたのです。弊社では今日まで、家族の問題にとどまらず、精神科医療や精神保健福祉行政の実態、精神科医療における司法分野(司法精神医学、矯正医学、医事法学など)に関することまで、情報収集、分析、考察を行ってきました。

 

弊社が知りえた実態や、そこから導かれた具体的解決策を、文庫を通じて一般の方々に少しでも分かりやすく伝えようと努力してきましたが、私含め弊社の努力不足もあり、広く浸透しているとは言えません。そこのところを、今後はトキワレポートでガンガン発信していきます。

 

弊社が訴えたいことの根幹はたった一つです。

「命」こそ尊い。

 

もうこれ以上、精神疾患(あるいはその疑い)があり、本来なら医療や福祉によってケアされるべきケースで、当事者、家族、第三者の命が奪われるような事態は、何としても食い止めなければなりません。

 

この問題を広く一般の方々に周知し、解決への具体的対策を一緒に考えていただくために、今後は月刊コミック@バンチ『「子供を殺してください」という親たち』でも、鈴木マサカズ先生のお力を借り、より分かりやすく伝えていく努力をいたします。

そして日本のメンタルヘルスの現状について、海外へも、積極的に発信をしていきます。

 

ちなみに昨日、新潮文庫『「子供を殺してください」という親たち』の重版(11刷り)の連絡があり、累計7万1千部となりました。

 

今後もより一層、私を筆頭に弊社スタッフ一同、「押川の存在が必要なくなること」「弊社のような会社が必要なくなること」を最終目標として、日々精進して参ります。応援の程、心からよろしくお願い申し上げます。