重版御礼!『「子供を殺してください」という親たち』1巻(4刷)2巻(2刷)。そして私の覚悟。

『「子供を殺してください」という親たち』コミックス、1巻と2巻が同時に重版になりました。さらに、電子版のダウンロード数も好調とのことです。ご購読くださった皆様、ありがとうございます。

―――――――――――――

担当編集者である岩坂朋昭氏からは、「今の日本で、もう見て見ぬふりは出来ない問題を、ノンフィクションマンガの手法を使って確実に読者に届けたい、というこちらの企画意図が浸透してきているのかもしれません。支援団体関係者や教育関係者によるまとめ買いもあります」と報告をもらった。

連日、親族間事件が起きている。多くの方々が、日本の家族のあり方に「待ったなし」の危機感を抱くのも当然だ。

 

私は今年50を迎える。無茶ばかりしてきたので、自分では半世紀も生きられるとは思わなかった。気力・体力・精神力などを考慮すれば、腕まくりをして先頭に立ち、現場仕事ができる時間は、もうそんなに残されていない。

バリバリできる残された時間で、どれだけ仕事を通じて問題解決を図り、どれだけ社会貢献できるか。それが、これから先の私の人生の覚悟だ。

 

今まで誰も伝えてこなかった社会問題の真相を、もっと分かりやすく、広く伝えるためにも、『「子供を殺してください」という親たち』のコミカライズは、ますます頑張っていく。原書にないケースも、鈴木マサカズさんの力を借りて、表現していく。

 

誰しもが実態と実情を等しく知れるようにし、議論に乗せる。私はこれも社会貢献のひとつだと信じている。

いつも応援くださり、心より御礼申し上げます。