部屋を見たらすべてが分かる

俺はこういう仕事をしているので、

患者さんのをはじめ、部屋もたくさん見てきた。

 

家中ゴミだらけ、足の踏み場もないような

“ゴミ屋敷”も、たくさんあった。

 

2010/10/15 15:10 (3)

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もちろん、統合失調症やうつ病など、

病気が理由でそうなってしまっているひともいる。

そういうひとは、衛生面からみても、

早く医療につないであげなければならない。

 

俺が知る限り、覚せい剤など薬物の乱用者も、

ゴミだらけの部屋で生活していることが多かった。

 

だから俺は、部屋というのは

その人間のこころの健康さを映すバロメーターでもあると、常々思っている。

部屋を見ればいろんなことが分かるのだ。

 

ときどき、病気でもないのに、“ゴミ屋敷”に住んでいる奴もいる!

 

俺は先日、たまたまそういう人間の家に行く用事があったのだが、

部屋に上がった瞬間、首を何かに噛まれた!

おそらくダニだ!!

首の傷があっという間に大きくふくれあがったので、

恐ろしくなって病院に行こうかと思ったくらいだ。

 

不衛生なことはもちろん、部屋の空気も澱んでいて、

これじゃあ、明るい気持ちにならないし、

何かをしようにも、いいアイデアも浮かばない。

この状況を、おかしいと思わないことがおかしい…

と、俺は思ったぞ。

 

こういう奴に限って、けっこう勉強はできて、

いい大学、いい会社に属していたりする。

でも実態は、人間関係もめちゃくちゃだし、

危ないことに片足つっこんでいたりする。

 

女性でも、外に出るときはめいっぱい化粧して、

きれいな格好をして、ブランドものを持って、

それで家に帰ればぐちゃぐちゃの部屋で、

シャブとか入れちゃっている…

というケースは、実に多かったな。

 

表面だけでは分からないものが、人間にはあるのだ。