気持ち!「人間臭い」コラム, 家族の問題

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問題行動を起こす子供を抱える家族が、第一に考えるべきことは、子供の状態が

「病気として治療すべきなのか、

犯罪として立件(更生)させるべきなのか」

どちらにあるのか、ということだ。

最近は特に、この境界線をめちゃくちゃにしている家族が多い。

 

たとえば、統合失調症の症状(妄想、幻視、幻聴)が理由で暴れているなら、

精神科医療につなげて、病気の治療をすべきである。

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気持ち!「人間臭い」コラム, その他

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「親が不良なんだね」

   (歌舞伎町の伝説のホステス)

 

 

一昨日のブログにも登場したが、歌舞伎町の大箱クラブに、

S子という伝説のホステスがいた。

おそらく当時、歌舞伎町の飲み屋街で知らない者はいないだろうというくらい、

いろんな意味で有名なホステスだった。

 

出会ったのは20年以上前だ。

当時、若くして警備業を営んでいた俺は、

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実は一番やっかいなのが、表面的には、とっても知的な“人間”を装っているのに、

全部めくったときに、“男(女)”が出ちゃうタイプの人間ではないかと、

俺は思っている。

 

ここで言う “男(女)”が出る、というのは、ようするに“性”の部分だ。

 

仕事の場やオフィシャルの場で、色目を使う男や女っていうのはけっこう多いし、

そこまであからさまじゃなくても、たとえばミスを指摘されたり、何か非難 ...

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さて、昨日の続きである。

 

俺の敬愛する二丁目のママは、今まで数多くのアル中、ヤク中をはじめとする、

いわゆる道を踏み外し、行き場を無くした人たちを助けてきた。

店で働かせてやり、立ち直れるよう厳しく、温かく接してきているのを、

俺も間近で見てきた。

 

しかし、ママは俺に断言する。

「今まで500人くらい面倒を見てきたけど、本当に立ち直れたのは二人だけだね」

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頭がいいとか見てくれがいいとか、金をいっぱい持っているとか、

人間を評価するときには、いろんな物差しがある。

しかしそれらは結局、オプション、飾りであって、

外側を全部、めくったときに何が出てくるか…、それが、そのひとの本質ではないだろうか。

 

今日は、“人間”が出てくるひとの話。

 

F子は、今から10年以上前、歌舞伎町のクラブでホステスをしていた。

俺が初めて会ったとき ...

コントラバーシャルな押川が斬る!, 気持ち!「人間臭い」コラム

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今の精神科医療は、自分から進んで治療を受けにきて、
なおかつ大人しい患者ばかりを好んで診たがる。

 

しかし俺はこれまで千人以上の患者に会ってきて、
自分から進んで治療を受けにくるような、
いわゆる病識(自分が病気であるという認識)があるひとは、
ほとんどいなかったぞ。
だからこそ家族も病院に連れて行けなくて、
俺みたいな人間に頼んでくるのだ。

 

中には、家族に頼まれて俺が ...

つぶやき

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俺が携わる子供(若者)の多くは、

他人の気持ちを感じるための、「こころのアンテナ」が立っていない。

 

そういう子供が親から何を教わってきたかと言うと、

ひとに対する「区別・差別」や「分け隔て」のやり方だ。

 

しかも親は言葉や教育ではなく、己の後ろ姿を見せることで、

子供にそれを身につけさせている。

 

つまり、これとは真逆の子育てをすれば、

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何年も前の話になるが、あるとき、「本気塾」の塾生の一人(女性)が、
やたらとイライラ、ムシャクシャしている様子だった。

 

まあ、人間調子が良いときもあれば悪いときもあるのだが、
他の塾生とも喧嘩を繰り返すなど、あまりにも度が過ぎていたので
俺は彼女を呼んでじっくり話をした。

 

もともと俺のところに来るような奴は、
薬物やアルコールといった問題を抱え、
家族をはじめとする人間関係も ...

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昨日の記事で「脚気(かっけ)脳」という言葉への質問があった。

俺はけっこう日常で使う言葉なのだが、

一般的ではないのかもしれないので、一応、説明しておく。

 

脚気の検査で膝の下あたりを叩かれると、ぴくんと反応するように、

ざっくり言うと、「反応がよい」ということだな。

 

俺の仕事のやり方は、0か100のところで思いっきりやるので、

どうしても嫌悪感を抱かれたり、「押川、そ ...

気持ち!「人間臭い」コラム, その他

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先週の金曜日、アメリカ在住の会計士Tさんに誘われて、

弁護士先生の集まる会に行ってきた。

 

Tさんは、福岡からガチンコでアメリカに渡り、

今もガチンコで勝負しているすごいひとである。

 

俺はTさんから、概要だけ聞いて会場に行ったのだが、

受付の雰囲気を見た瞬間、「俺のようなガテン系が来るところじゃねーな」と悟った。

受付の品の良い女性に「何の集まりですか」と、聞いてみると ...

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木曜日に九州に飛び、仕事の打ち合わせをしたあと、

日付変わって金曜の明け方まで中州で酒を飲んだ。

 

ホテルに戻って数時間だけ眠り、スタッフに空港まで送ってもらったが、

俺は二日酔いでゲロゲロだった。

 

 

そして飛行機で東京に戻ったその足で、弁護士先生の集まるパーティーに参加し、

日付変わって土曜の明け方まで、新宿二丁目で酒を飲んだ。

 

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最近ネットやSNSの広告で、

やたらと「〇〇診断」というのを見かける。

 

たとえば「性格診断」、「相性診断」のように、

質問に答えていくと、答えが出るってやつだ。

 

昔で言う占いや心理テストみたいなものかもしれないが、

「能力診断」「スペック診断」「オーラ診断」などなど……

とにかくいろんな「診断」がある。

 

需要があるから、供給もある ...

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同じヤバい出来事に遭遇しても、

オオゴトと思うひともいれば、思わないひともいる。

 

何をオオゴトとみるか、取るか。

その時点で、すでに勝負は決まっているのかもしれない。

 

俺の場合、感覚・感性で「ヤバいな」と思った時ほど、

その問題を解決するために、全力を出す。

それ以外の時間はもう、その場をしのぐための対処法にしかならないからだ。

 

...

つぶやき

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仕事で奈良県庁に行った。

せっかくなので、警備員のおじさんに記念写真を撮ってもらった。

 

 

警備員のおじさんは、俺を普通のひとと思わない感じで写真を撮ってくれていた。
ちょっと「ヤ」のつく方面の観光客かな、みたいな。

 

そんな気配を感じたので、今度はスマイルの写真を撮ってもらった。

 

 

それでもおじさんの疑念が晴れな ...

気持ち!「人間臭い」コラム, その他

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携帯電話やSNSの影響もあるのだろうけど、

人間も、世代によってそれぞれ、

コミュニケーションに対する感性が変わってきているように思う。

 

こんなことを言うと、“おっさん”と言われてしまいそうだが、

俺みたいな40代にとって現代は、変革が早い時代だ。

 

とくに今の若いひとたちは、良い意味でも悪い意味でも、

人付き合いを軽々とやってのける印象がある。

(もちろん ...

つぶやき

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この間、そうとう重症な統合失調症の患者さんから、

「精神病はあんたでしょ」と言われた。

 

俺は素直に嬉しかった。

 

 

 

気持ち!「人間臭い」コラム, その他

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「企みのある女は、子どもを産んじゃいけないよ。

 悪魔の子を産んじゃうからね」。

   (ピンクのばあちゃん…元銀座のクラブママ)

 

 

昔、住んでいたマンションに、「ピンクのばあちゃん」という住人がいた。

 

年は80歳近く、どんな時でもピンクの服を着ていた。

 

俺は、その雰囲気から、おそらく水商売をやってきたひとだろうと予想していた。

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C氏(仮名)には、知識もある。学歴もある。

勤め先は、ひとが「凄いね」と言ってくれるような大企業だ。

年収は軽く一千万は超えており、東京都下に戸建ての家を持つ。

かわいい子供が二人いて、勉強もスポーツもできるらしい。

 

字面だけ見れば、素晴らしい人生を送っているように思うかもしれない。

しかし、このC氏には、人間として「それはどーよ」と思うところがある。

他人をたぶらかし、金を出させてばかりいる ...

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脱法ハーブ(俺に言わせれば“殺人ハーブ”だが)関連のニュースを見ていても思うことだが、

物事の表面や言葉のみに反応し、本質を深く考えないひとが増えたように思う。

 

たとえば脱法ハーブにしても脱法ドラッグにしても、

それが身体に害を及ぼす可能性があり、危険なものであることは、

少し調べれば分かることなのである。

それでも“脱法”という言葉一つで、逮捕されない=犯罪ではない=危なくない

というふうに ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

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脱法ハーブを使用した上での事故が相次いでいる。

 

今年に入ってからのニュースをざっと探しただけでも、これだけ出てくる。

 

・2月4日 36歳の男性が、福岡・天神の交差点で暴走 15人もの重軽傷者

 

・3月 31歳の男性が、名古屋市南区で追突事故

※車内から脱法ハーブ様の植物片が見つかり、鑑定中の4月下旬、男は再び同じよう ...