俺が唸った! 名言 その12

「仕事も人生も、計画通りになど行くはずがない。

不確定要素の連続であり、それを楽しめる奴が勝つ!」

                                                                (某大企業の社長)

 

俺の敬愛する年上の先輩の言葉だ。

この先輩は、某大企業の社長なのだが、こうも言っていた。

 

「最近は、不確定な出来事が起きた瞬間に、暗い顔をする社員が増えた。

勝負をする前から、『負けた』と言っているようなものだ。

そんな調子で、良い結果が出せるわけがないし、金を稼げるわけもない」

 

「不確定要素に対して、『チャンスだ!』と思える奴だけが、勝つんだよ」

 

めちゃくちゃ本質を突いているな。

 

俺の仕事も、不確定要素のてんこ盛りである。

着手の前に綿密に調査をして、予定を立てたところで、

いざ始まってみたら、アクシデントやトラブルが続発する。

待ったなしの状態の中、俺はアドレナリンを出しまくって考える。

途中の予定が狂おうが、「問題解決」という最終ゴールは、絶対にはずせないからだ。

 

しかし、俺がそうやって必死こいてアクシデントと闘っているときに、

「話が違う」「言ったとおりにならないじゃないか」と責めるひとや、

「もうダメですね」とあっさりNOの答えを出すひとがいる。

現場の人間にとって、そういう対応が一番、こころが萎える。

 

だいたいそういうことを言うひとに限って、

自分は絶対に泥をかぶらないし、高みの見物しかしていないんだよな。

それって、不確定要素にめっぽう弱いってことの裏返しだ。

 

昨日の記事で俺は、“一億層中流”という言葉を使ったが、

もっと正しく言うと、この国はいつの間にか、 “一億総学者”、

“一億総公務員”になっちゃったのではないだろうか。

 

皆が皆、手を汚さない仕事、ラクな仕事、安定した仕事を求め、

現場から離れたところで、批判や分析を繰り出しているだけ。

 

でも、そんなエラソーな真似ができる時代は、もう終わった。

生きる、働くということは、チャレンジと闘いの連続なのだ。

 

もう一回言っておくぞ。

「不確定要素に対して、『チャンスだ!』と思える奴だけが、勝つ!」

 

俺はむしろ元気が出てきたぜ!!