気持ち!「人間臭い」生き様

「沈黙」と言えばスティーヴン・セガールだが、

ここ最近は、俺も「沈黙の押川」だ。

 

こういうときは、何かが起きる前触れだな。

 

くれぐれも言っておくが、「チンポコの押川」じゃないぞ。

それはゴウ会長の役割だ。よろしく頼んだよ。

 

 

気持ち!「人間臭い」生き様

今年の7月から、毎日新聞経済プレミアで連載を始めたが、早くも終了することにした。経済プレミアは有料記事であり、俺の連載を読むために登録をしてくれた方もいると思うので、経緯を報告する。

 

担当編集者の田中学さんと出会ったのは、二年前にさかのぼる。『「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)』について、俺は学さんとライターさんからインタビューを受け、記事が2015年12月8日、10日に掲載された。

続いて今年、『子供の死を祈る親たち (新 ...

気持ち!「人間臭い」生き様

漫画『「子供を殺してください」という親たち』だが、コミックバンチwebのコメント欄に、ときどき「怖い」という感想が書き込まれている。

 

それを読んで考えたのだが、「真実」とは本来、「恐怖をおぼえる」ものなのではないだろうか。逆に言えば、知ることで「恐怖をおぼえる」ようなことこそが、本当の「真実」と言える。

 

今は情報が山盛りにあふれていて、簡単に何でも知っている気になれるけれど、その大半が、発信者の都合のよいようにスポ ...

気持ち!「人間臭い」生き様

現代にもわらしべ長者があるとすれば、それは“もの”の交換ではない。どこまでいっても“こころ”のやりとりである。そして、現代における“こころ”の最上級は、鮮度の高い、具体的解決策を伴う「情報」ではないか、という気がしている。

 

「情報なんて今やネットにいくらでもあふれてるじゃん」と思うかもしれないが、どの分野でも、本当にやばい肝のところほど、表に出さないし出せないし出てこない。それは、対面の、空間ではない現実のコミュニケーション、つまり“こころ”のやりとり ...

気持ち!「人間臭い」生き様

以前、人間的・経済的、健康的にもゆたかに生きている方に、その秘訣を聞いたところ「人脈しかない」と返ってきた。その方のいう「人脈」とは、著名人や権力者とつながっているという意味ではない。純粋に、どれだけ「人」を大切にし、真剣に「人」と向き合ってきたか、ということだった。

 

「ただし」とその方は言った。「バカは相手にしない」と。だから俺は尋ねた。「私も大学中退のバカですけど、どうして相手をしてくれるのですか」。「押川さんはバカじゃないわよ。自分がバカだって分 ...

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10年くらい前、信頼する精神科医のT先生が話してくれたこと。

『最近は、「子どものために自分の人生を犠牲にしたくない」ということを平気で言う親がいる。「人生とは出会い」であり、人生という容れ物のなかには出会いしか入っていない。よって、子どもとの出会いは人生にとっては一大事である』。

 

『しかし、その人生の現実を無視して、無意識のうちに自分が「快」だと思う方向に、自分にとって都合のいい屁理屈を述べ立てるような知的能力だ ...

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説得移送のXデーを事件・事故なく終えることができた。

 

移送が終わったあとには、数日がかりで、自宅や自室の私物調査を行った。

 

掲載した写真は別の対象者のものだが、

部屋の様子、使っている私物、本人が収集した物などから、

日頃の生活ぶりだけでなく、趣味、思考、こだわり、

ときには病気に結びつく要素や病状までもが見えてくる。

 

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昨年から取りかかり、最大限に万全を期すための準備に3か月近くかかった案件が、

いよいよ明日、説得移送のXデーを迎える。

 

今回は、さまざまな状況を鑑み、日付が変わった午前2時にスタートする。

 

対象者は10年以上、自宅にひきこもっており、

発語ができないなど日常生活に支障を来すほどの状態だ。

身体疾患の疑いもある。

 

家族 ...

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気がつけば10月も終わってしまうな!

 

長くブログを書いていなかったので、親しい方々から、
体調を気づかうメールなどをたくさんもらってしまった。

 

俺は元気だ!

 

現場の仕事に加え、原稿の執筆、漫画化プロジェクトの進行などがあり、
忙しくしていたらアッという間に寒くなったな~という感じだ!!

 

世間ではあい ...

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この仕事をしていると、本当にたくさんの人と出会う。

 

対象者や家族はもちろんだし、珍しい職業のせいか、

まったく畑違いの仕事をしている人からも興味を持ってもらえて、

会って話ができる機会に、恵まれてきた。

 

そうやっていろんな人の、いろんな生き方を見てきたが、

この年になってつくづく思うのは、

良くも悪くも、「人生はバランスだ」ということである。 ...

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あらためて、伊調選手の四連覇、おめでとうございます!

そして吉田選手の銀メダル、おめでとうございます!

 

吉田選手の試合後のインタビューには、俺も心を打たれた。

そして、己の身が引き締まる思いもした。

 

吉田選手は以前、レスリングのことを

「これが自分の仕事だから」と言っていたのだが、

たとえば、任された仕事でミスをしたり成果を出せなかったりした ...

気持ち!「人間臭い」生き様

 

本当は、今日は俺の本業について、しびれる内容のブログを書くつもりだったのだが、

リオオリンピックもいよいよ佳境に入り、俺の敬愛する女子レスリング選手、

吉田選手と伊調選手が今日明日で登場するので、これだけは書かせてくれ。

 

俺が今回、もっとも楽しみにしているのが、彼女たちの四連覇達成だ。

 

リオ入りする前、吉田選手が報道陣に向かって、

「メダルの数が(日本の ...

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この間、大学時代の後輩と、久しぶりに会った。

 

そいつは俺と同じアホちゃんだが、性格は素朴で真面目な奴で、

俺とは違って大学をきちんと卒業し、一部上場の優良企業に就職もした。

そして、もう何年も前になるが、会社を辞めて大学院に入り直して、

MBAの資格をとったのである。

 

そいつが大学院に通っている間は、俺も

「おー、頑張ってるな!」と、感心しな ...

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立て続けの現場仕事と、新しい本の執筆がどちらも佳境に入り、

頭の中がとっちらかっている状態だ。

 

肉体労働と知的労働を同時並行でやっているようなもので

俺の足りない脳みそが火を噴くのも当然だな!

 

すっかりブログが滞ってしまい、

「元気ですか」「生きてますか」とメッセージをくれた方々には、

ご心配かけてすみません!

 

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来週は、また一つ難しい業務が待っている。

 

対象者は、過去にかなり凄惨な家庭内暴力を行っており、

自室に刃物や凶器も所持している。

しかし、何年も家の中に「たてこもり」状態のため、

事前に得られる情報に限界があり、

実際に踏み込むまで、分からないことが多すぎる。

 

もちろん、あらゆる危機管理をして望むが、

俺の場合は完全に丸腰、まさか防弾チョッキを着るわけにも ...

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このたびの熊本・大分地方の地震で被災された方々に

謹んでお悔みとお見舞いを申し上げます。

 

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18歳で北九州から東京に出てきて、

何に驚いたかといえば、地震の多さにとても驚いた。

それくらい、九州(とくに北九州)は地震の少ない地域 ...

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「家族の問題」というと、単位的にはとても小さいのだが

それでも昨今は、家族が抱える問題も多様化しているのを感じる。

それはすなわち、介入の難しさにつながる。

 

もちろん昔にも、難問はあった。

「なんだコリャ!」と言いたくなるような、

めちゃくちゃな家族もいた。

 

だけど、ほんの10年くらいまでは、

家族や対象者、精神科医療を含め社会においても、

「 ...

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今年も桜の季節がやってきた。

去年のブログでも書いたが、

春先は、俺が携わっている方々がフワフワとなる季節だ。

 

入院中のある男性は、最近、俺の携帯に20回も電話をかけてきた。

ちょうど大事な打ち合わせ中で電話をとれなかったのだが、留守電が残されていた。

 

「昨日、自分が透明人間になって、押川さんを殴っちゃったと思うんですけど、

押川さん、死んで ...

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こんばんは。

ショーン・マクドアーホ・押川です。

 

今年は年初から、不倫やら覚せい剤やら経歴詐称やらで

芸能界がにぎわっているな。

 

その良し悪しについて語る気はないが、皆がこれだけプンプン怒っているのは、

「騙された!」と、思うからだろうな。

 

「いいひとだと思っていたのに」「真面目なひとだと思っていたのに」

「スーパーヒーローだった ...

気持ち!「人間臭い」生き様

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先週は、最上級の難関をまた一つ、突破した。

 

ひと山越えて、ホッとしたところでトイレに立ち寄ったら、

俺の額は、脂汗でテッカテカに光っていた。

 

俺はもう冷や汗をかくことはないが、

脂汗をかく機会は増えた。

 

俺からすると、冷や汗ってのは、

なんだか分からない未知の出来事に出会ったときに、出るものだ。

だからそれは、苦労を知らない若者が ...