川崎中1男子殺害事件② 内向きか外向きか

今年に入ってまだ二ヶ月しか経っていないのに、

胸糞が悪くなる事件が連発している。

 

「陰惨な」「壮絶な」「不可解な」……

そういう形容詞をいくら並べても、追いつかない。

 

被害者に落ち度なんて一つも見当たらない。

 

先日のブログでも書いたことだけれど、

加害者の身勝手さや狡猾さは、まるでマフィアだ。

そしてそういう子供に育てた親は、やはりマフィアなのだと俺は思う。

 

こんなことを言うと今は「親は関係ない。家族を責めるのは酷だ」と批難される。

「全部、親のせいだって言うんですか!」と、逆ギレする親すらいる。

 

でも実態は、愛情も何もあったものではないし、

法やルールさえ存在せず、自分さえ良ければいい、と思っている。

それでいて表面的には、至極マトモな装いを取り繕っている。

 

俺はそういう家族をたくさん見てきた。

 

そのような親の元、子供がある程度の年齢にまで成長してしまったときには、

後付けで遵法精神や倫理道徳など説いても、通用しない。

他人を騙したり傷つけたりすることに、良心の呵責もない。

それが、内(家族)に向くか、外(第三者)に向くかの違いだけである。

 

もう一つ、俺が見聞きしてきた真実を言っておく。

 

自分たち(親)に矛先を向けられたら困るからと、

本人の好きなように生活をさせておいて、

外で事件や事故を起こすのを待っている親さえいる。

しかもその数は、俺が知っているだけでも、決して少なくはないのだ。