時代を狂わす40代②
昨日、書いた「時代を狂わす40代」は、なかなか反響があった。
ブログのコメントは「0」だけど(笑)、個人的に連絡をくれて
「押川さん、よくぞ言ってくれた!」と言ってくれた人もいた。
思い上がった40代の奴らは、この事実を胸に刻んだほうがいいと思うぜ!
調子に乗って、昨日書き忘れたことを、追加で書いておく。
まずは俺が発見した、「時代を狂わす40代」の特徴だ。
・よく観 ...
時代を狂わす40代①
俺は1968年生まれの45歳であるが、
この、今現在40代の奴らは、「一番ずるい世代」だと、断言する!
俺は今まで、仕事を通じていろんな世代、業種の人と知り合い、
ときには一緒に仕事をしてきた。
俺は自分より上の世代、下の世代の人とはわりと気が合うのだが、
同世代の40代の人間とだけは、合わないことが多かった。
というより、俺は同世代の人間から、めちゃくちゃ嫌われる。
会っても目も ...
お知らせ
先月NHKで放送された、藤重道治の作品、
『夢を信じる力 しずちゃんと梅津トレーナーの5年』の再放送がある。
NHK総合
12月23日 (月)
午前9:05~午前9:55
この作品について、俺が書いた記事はこちら。
見逃した人はぜひ観てほしい。
魂がふるえる作品だ。
俺ももう一度、じっくり観るつもりだ。
薬物使用障害からの更生~K子編~
以前、薬物使用障害からの更生について書いてほしいとコメントをしてくれた方がいたので、これまでに携わった事例を、何回かにわけて書いてみる。
――――――――――――――――
K子は、10代でクラブ遊びに目覚め、同時に違法薬物に手を出すようになった。短大を卒業後は、夜遊びと薬物の影響で昼間の仕事は続かず、水商売で日銭を稼ぎながら、人気DJを「教祖」と崇め、夜毎クラブに通いつめた。大麻、LSD、MDMA、コカイン…手に入るものは躊躇なく、なんでもやったという。俺に助けを求 ...
孫と祖父母
少し前になるが、こんなニュースがあった。
(以下引用:読売新聞 12月14日(土))
たびたび金を無心の孫、困り果て祖父が通報
祖父(77)宅の敷地に無断で立ち入ったとして、島根県警津和野署は14日、孫で住居不定、無職の男(22)を住居侵入容疑で現行犯逮捕した。
孫はこれまで何度も祖父母に金を無心し、困り果てた祖父が同署に届けた。
発表では、孫は14日午後1時35分頃、同県吉賀町の祖父宅の敷地に無断で侵入した疑い。駆けつけた署員が ...
二つの我慢
世の中には、「やってもいい我慢」と、「やってはいけない我慢」というのがあるらしい。
やってもいい我慢というのは、
人への協力や、人助けのために、自己犠牲をはらうときの我慢。
ようは、誰かに飯を食わせるために自分は冷や飯を食う、そういう我慢だ。
やってはいけない我慢というのは、
周囲の顔色をうかがって、右習えで歩調を合わせるとか、
上司にゴマばかりすって、おかしいことにも異議を唱えない、そうい ...
すてきな人
俺はこの間、すごくすてきな人に会った。
Aさん(仮名)と会ったのは、とある信頼のおける人からの紹介で、
ビジネスの話をするためだった。
Aさんは俺に会うなり、その信頼のおける人の名前を出し、
「あいつから、押川ちゃんに会ってくれって泣きの電話が入ったからさ。
あいつの涙、止めてやらなきゃならんだろ」
と言って、握手を求めてきた。
Aさんは、その業界では「伝 ...
ピンチのときに何を思うか
45年も生きていると、人生にはいいことも悪いことも、
まるで波のように、周期的に訪れるものだと、感じさせられる。
ここのところ、これは大きな挑戦だな、と思うような出来事が続いているが
振り返ってみると、10年、20年前にもあった出来事が、
形を変えて、再び訪れているのである。
「この事態をどう乗り切るか」
「この選択、どちらをとるか」
気がつけば俺は、かつ ...
信じる、闘う
師走というだけあって、日毎に慌ただしくなってきた。
あっちへ行き、こっちへ行き、
一息つけるのは、移動中の新幹線や飛行機の中だけだったりする…。
2013年も終わりの今になって、
「このまま終わらせるか」とでも言いたげな、神の采配のごとく、
欲にまみれた人間のズルさ、セコさ、汚さを、
まざまざと見せつけられている。 ...
事務所の観葉植物
俺はこいつに、栄養剤を一切やらない。
水もめったに与えない。
そのかわり、与える時には、たっぷりなみなみとやる。
太陽が当たるように、毎日、室内を移動させてもいる。
言葉にはしないけど、優しい気持ちをもって接している。
ようするに、人間と同じようにこいつを見ているのだ。
認められたい願望
「押川さんはいつもポジティブですね」「前向きですね」
と、よく言われる。
たしかに俺には、「落ち込む」ということが、ほとんどない。
「あ~」とため息が出るのは、懐がさみしいときくらいである。
それだってこの年になると、なんの根拠もなく
「まあ、なんとかなるだろう!」と思えるものである。
どうして落ち込まないのかと考えてみると、
そもそも俺は、他人さまから「 ...
気を遣う
つい先日、俺はとあるDVDが観たくなって本棚を探し、
そういや、知り合いの若い奴に貸してたっけ、と思い出した。
貸してからずいぶん日が経っていたこともあって、すっかり忘れていたのだ。
俺はすぐに、そいつに連絡した。
そしたらそいつは開口一番、「返そうと思っていたんですけど…仕事が忙しくって…」
とかなんとか言い訳をはじめた。
俺はなんだか、「返してくれ」って言った自分 ...
ハト
俺の事務所の近くに、小さな公園があるんだけど、
通りかかるといつも、誰かしらがハトにエサをやっている。
上野公園なんかが有名だけど、ハトにエサをやる奴って、日本中にいるよな。
俺は別に、ハトは好きでも嫌いでもないし、エサをやることに対して文句があるわけでもない。
だけど、ハトの動きを見ていると、なかなかおもしれーな、と思う。
あいつらは、誰かがエサをばらまいている限り、そこに群がって食い続けている。
Made in Japan Spirit “説得”, “Persuasion”
これまでの命がけの生き様から得た経験則と、知恵、テクニック。
そして感性。
その集合体を、言葉をもって体現して伝え、人間関係を育み信頼関係を築く。
俺はそれを「説得」と言っているのだ。
My rules of thumb, wisdom and technique gained by putting my life in danger from my entire life.
専門家は、本人ではなく親、家族を見る
俺が20年前に「精神障害者移送サービス」を始めた頃に比べると、
精神保健分野の専門機関は、格段にレベルアップしている。
とくに医療機関の中には、専門分野に特化し、細やかな治療を行う病院が増えた。
たとえばアルコールや薬物依存症の治療を行っている病院もそうだし、
最近は、精神疾患が理由のひきこもりなど、社会参加できないでいる患者さんのために、
専門の治療を行っている病院もある。
そこでは、人との ...
スペシャリストいろいろ
俺が何のスペシャリストか? ということについては、昨日の記事で書いた。
だけど、俺みたいな一民間人が、スペシャリストを名乗ることに
違和感を抱く人もいるかもしれない。
俺は、どこの専門機関にも属していないし、
国家資格も持っていないからね。
でも俺は、命の危険にさらされる「グレーゾーン」の現場ほど、
どこに所属しているかというバックボーンや、 ...
俺は何のスペシャリストか
俺が、他人さまより多少は優れていると自信をもっていえる能力は、
ヤバい現場にいって、説得によって問題を解決できる、ということだ。
ヤバい仕事ほど燃える人間は、一定数いる。
安定を求める訳でもなく、損得抜きでヤバそうな案件に進んで首を突っ込む。
俺はまさにそのタイプである。
ちなみに俺が言うヤバい現場とは、
「殺される」「死ぬ」など、命の危険にさらされている現場のことだ ...