
病み上がりだがまだ殺されるわけにはいかないのだ!
週末は、寒波のせいか体調不良がぶり返してしまい、休んでいた。
今日になってようやく起きたら、コメント欄が山盛りだな!
該当の人物が、この数ヶ月、俺や事務所を名指しして、
「殺す」「死ね」「刺す」「会社を潰す」といったことを執拗に書いてきたのは、
まぎれもない事実であり、不愉快きわまりない。
「社会的に」とつければ、許される話でもなかろう。
俺 ...

文庫新刊「子供の死を祈る親たち」
インフルエンザに罹患してしまい、ここ数日、臥せっていた。
移送前後の疲労も溜まっていたらしく、なかなか熱が下がらなかったのだが
ようやく少しだけ、身体を動かせるようになったので
改めて文庫のお知らせをしておく。
先日、発売日を2/27とお知らせしたのだが、
担当編集者から指摘があった。
正確には3/1発売である。
都内や関西の書店 ...

Xデー無事完遂!
説得移送のXデーを事件・事故なく終えることができた。
移送が終わったあとには、数日がかりで、自宅や自室の私物調査を行った。
掲載した写真は別の対象者のものだが、
部屋の様子、使っている私物、本人が収集した物などから、
日頃の生活ぶりだけでなく、趣味、思考、こだわり、
ときには病気に結びつく要素や病状までもが見えてくる。

2017年最初の「Xデー」
昨年から取りかかり、最大限に万全を期すための準備に3か月近くかかった案件が、
いよいよ明日、説得移送のXデーを迎える。
今回は、さまざまな状況を鑑み、日付が変わった午前2時にスタートする。
対象者は10年以上、自宅にひきこもっており、
発語ができないなど日常生活に支障を来すほどの状態だ。
身体疾患の疑いもある。
家族 ...

文庫新刊、2/27発売!
※表紙のデザイン等は、若干変更があるかもしれません
「子供の死を祈る親たち」新潮文庫(書き下ろし/724円)
3月1日発売(都内店頭には2月27日に配本 ※地方では翌日か翌々日)
前回の本を読んだ読者の方や、担当編集者からのリクエストもあり、
今回は、家族だけでなく対象者(子供たち)の声もすくいあげながら、
なぜ家族が壊れるのか? 壊れないためにどうすればいいのか?
...

漫画連載開始!!
「月刊コミック@バンチ」(新潮社)4月号(2月22日発売)より、
『「子供を殺してください」という親たち』を原作とした漫画の連載が開始します!!
今月号の「月刊コミック@バンチ」に予告が掲載され、
ようやく情報解禁となった!
文庫が原作としてあるのだが、そのままではつまらないので、
本では書けなかったこと、書き足りなかったことも ...

重要なお知らせ
先日のブログでも書きましたとおり、私ならびに(株)トキワ精神保健事務所(以下、事務所)の関係者を装い、インターネット上で誹謗中傷行為を繰り返している人物がおります。
この件につきましてはすでに然るべき機関に相談しているため詳細は差し控えますが、状況は日増しに悪化しており、私以外にも余波が及んでいることから、当該人物との関係についてのみ事実を時系列で明記しておきます。
その人物は、2015年 ...

人権のひろば 特別寄稿
人権のひろば(2017年1月号 第113号)に寄稿いたしました。
この仕事をしていると、「人権」についてはセンシティブにならざるを得ないし、
いわゆる「人権侵害」だとのご批判をいただくことも多かった。
なので今回、特別寄稿の執筆依頼をいただいたときには、
俺に書かせちゃっていいの!? と驚いた。
しかし人権については、次の著書( ...

ブログリニューアルのお知らせ
ブログの更新が滞り、ご心配をおかけしております。
現在まで、本業の仕事や執筆などは進めており、
健康等に問題があったわけではありません。
実は、ブログなどインターネットにおける発信について
危機管理を含め検討する必要が生じましたため、更新を停止しておりました。
一つは、昨年の10月に宇都宮市で起きた連続爆発事件です。
(被疑者は死亡、近くを通 ...

今年もあと二ヶ月か!!
気がつけば10月も終わってしまうな!
長くブログを書いていなかったので、親しい方々から、
体調を気づかうメールなどをたくさんもらってしまった。
俺は元気だ!
現場の仕事に加え、原稿の執筆、漫画化プロジェクトの進行などがあり、
忙しくしていたらアッという間に寒くなったな~という感じだ!!
世間ではあい ...

20年に及ぶ長期ひきこもりの果てに
俺がブログを更新しない間にも、コメント欄は更新されていて
なんていうか……ありがとうございます(笑)
それにしても、ゴウ会長の誕生日ブログでワイワイ言い合うとは、
みんな、なかなか、いい度胸してんな(大笑)!!
コメント欄は基本的に、自由な書き込みの場として開放してきたが、
文字だけのやりとりとなると、どうしても真意が伝わらないこともある。
...

俺が誕生日を祝うのは、ゴウ会長だけだからな!
9月6日、ゴウ会長が御年11歳になられた。
会長は今年、病気により失明するというビックアクシデントに見舞われたのだが、
落ち込む周囲の人間どもをよそに、会長自身はまったく気落ちすることもなく
相変わらず楽しい毎日を過ごしている。
とくに、ごはんに関しては、本当は目が見えているのではないかと思うほど
正確かつ素早い、ガチな動きをする。
この、己 ...

調和理論
この仕事をしていると、本当にたくさんの人と出会う。
対象者や家族はもちろんだし、珍しい職業のせいか、
まったく畑違いの仕事をしている人からも興味を持ってもらえて、
会って話ができる機会に、恵まれてきた。
そうやっていろんな人の、いろんな生き方を見てきたが、
この年になってつくづく思うのは、
良くも悪くも、「人生はバランスだ」ということである。 ...

日本はもはや、「命」もすべて、「自己責任」! 相模原障害者施設殺傷事件8
先日、教育関係者と話をする機会があったのだが、昨今は義務教育の過程においても、「本人の意思」が最大限に尊重されつつあるらしい。たとえば子供のやることに対して、大人(教師)が、これまでの経験から「それでは上手くいかない」「あとで後悔する」と分かることがあっても、子供自身やその親が決めたことであれば、よけいな口は挟まない、という。
その結果、子供が暴走して大きな失敗をしようが、後悔をしようが、「自己責任」ということで片付けられてしまうわけだが、これは精神保健分野と同様であり、もはや ...

地域移行の真実 相模原障害者施設殺傷事件7
相模原障害者施設殺傷事件が起きてから、一ヶ月が経とうとしている。
この間、識者や専門家、精神保健に関連する団体などがさまざまな見解を述べているが、多くは、「このような問題は司法(犯罪など)として捉え、医療としての対応を求めるべきではない」というものであり、「今後も、脱施設化・地域移行の歩みを止めてはならない」というものである。
まず、司法と医療のグレーゾーンについては、「『子供を殺してください』という親たち」でも記述したように、日本では長らく、 ...

珍メダル
あらためて、伊調選手の四連覇、おめでとうございます!
そして吉田選手の銀メダル、おめでとうございます!
吉田選手の試合後のインタビューには、俺も心を打たれた。
そして、己の身が引き締まる思いもした。
吉田選手は以前、レスリングのことを
「これが自分の仕事だから」と言っていたのだが、
たとえば、任された仕事でミスをしたり成果を出せなかったりした ...

「尊い」吉田沙保里選手
俺が吉田選手を熱烈に応援していたことを知っていたある女性が、
今回の敗戦を受け、「押川さん、落ち込んでいませんか?」と連絡をくれた。
彼女は、ふだんは気が強くて、バリバリ仕事ができるエリートだが、
心優しい一面も持ちあわせているのだ。
俺は、
「敬愛する吉田選手の負けがショックすぎて、立ち直れない」
と答えた。

しびれるブログの前にこれだけは書かせてくれ! 「応援」
本当は、今日は俺の本業について、しびれる内容のブログを書くつもりだったのだが、
リオオリンピックもいよいよ佳境に入り、俺の敬愛する女子レスリング選手、
吉田選手と伊調選手が今日明日で登場するので、これだけは書かせてくれ。
俺が今回、もっとも楽しみにしているのが、彼女たちの四連覇達成だ。
リオ入りする前、吉田選手が報道陣に向かって、
「メダルの数が(日本の ...

植松容疑者と同じじゃねーか!!
(以下引用:産経新聞8月15日)
「将来を悲観し…」49歳息子を刺殺容疑 72歳母逮捕 大阪府警羽曳野署
大阪府羽曳野市の民家で15日未明、住人の男性が刃物でのどを刺されて死亡した事件で、大阪府警羽曳野署は15日、殺人容疑で男性の母親で不動産賃貸業、若本敏美容疑者(72)=同市高鷲=を逮捕した。「(息子に)精神疾患があり、将来を悲観した」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は15日午前2時ごろ、自宅1階の洋間で寝ていた息子の無職、佳秀さん(49)ののどを ...

脱施設化・地域移行の闇は、子殺しに直結する
少し前のブログに、福祉を学んでいる方から、
「脱施設化も地域移行も、私たち福祉を学ぶ人間は素晴らしい考えとして教えられてきたのですが、
それに伴う大きなリスクについて今回学ぶことができました」というコメントをいただいた。
民主主義国家では、その時代の流れにより政権政党が決まり、大人の事情により政策等が決められるわけだが、
日本では民主党政権時代の平成22年度(2010年)から、「精神障害者地 ...