ニュースから斬る! メンタルヘルス

京都アニメーションスタジオの放火事件について、詳細が報道されるにつれ、なんと凄惨な事件かと、哀しみと憤りにかられている。多くの優秀なクリエイターが犠牲になったと聞く。亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申上げ、また、被害に遭われた方々が一日も早く快復されるようにと祈るばかりである。

被疑者の男は意識不明の重体で治療中ということもあり、動機はいまだ判然としない。警察官に確保されたとき、「小説を盗まれた」と話したそうだ。被疑者と京都アニメーションに関係性は見つかっていないため、一方 ...

おしらせ

月刊コミックバンチ 2019年8月号、発売しております。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第24話が掲載されました。家族も病院も“お手上げ”状態の誠一と、いよいよ向き合う! ぜひお読みください。

 

本と漫画

「子供を殺してください」という親たち 5

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2019年06月08日楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7net

フリーライター加山竜司先生から、コミックス5巻のレビューを頂戴しました。

連続して起きた不幸な事件と『「子供を殺してください」という親たち』5巻

はじめに。加山先生はレビューの中で、練馬の事件について「子供の生殺与奪の権利が自分にあるという、誤った価値観」と指摘し、「はな ...

コントラバーシャルな押川が斬る!

長期化した重度ひきこもりの問題を解決するにあたっては、背景に精神疾患があることを理解し、精神科医療の力を存分に借りるしかない。それが現状では、もっとも安心かつ安全なのだ。

続きはnoteで

押川剛note

No Image

川崎市登戸・殺傷事件① 【孤絶を招く、国の曖昧なひきこもり定義】

5月28日朝、神奈川県川崎市多摩区登戸で、スクールバスを待つ小学生や保護者が刃物を持った男性に襲われ、2人が亡くなり、18人が重軽傷を負った。

理不尽に命を奪われた女児と保護者の男性に心よりお悔やみを申し上げます。また、心身に大きな傷を負った子供たち、保護者の方々にお見舞い申し上げるとともに、一日もはやく日常を取り戻せるよう願っています。

曖昧なひきこもりの定義

被疑者が「ひきこもり傾向にあ ...

本と漫画

「子供を殺してください」という親たち 5

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2019年06月08日楽天ブックスAmazonKindle7net

6月8日『「子供を殺してください」という親たち』 第5巻が発売します! いつも応援、ありがとうございます。

精神疾患を放置した結果、長期間自宅に閉じこもることになり、健全な生活を失った【美佐子さん】。その結末とは?

そして、常軌を逸した行為を繰り返し、弟を追い込む【誠一】のケース。

おしらせ

月刊コミックバンチ 2019年7月号、発売しております。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第23話が掲載されました。弟を極限まで追い込む、兄の日常とは!? ぜひお読みください。

 

おしらせ

月刊コミックバンチ 2019年6月号、発売しております。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第22話が掲載されました。「きょうだい児(障害をもった子の兄弟姉妹)」である弟の苦悩とは!?  

押川剛note

初回の英語の講義に出席した。入学後に英語のクラス分けテストがあったのだが、お約束通り俺は最下位の「H」クラスだった(笑)。講義が早く終わったので生協に教科書を買いに行くと、同じHクラスにいた兄ちゃんと姉ちゃんが、GWの旅行申し込みをしていた。生協のおばちゃんに「ダブルベッドで」と伝えるのを聞いて、「さすがHクラスだな」と思った。

法学部のゼミでは3人の男子学生と友達になった。みんな18歳だ。フレッシュだ。

さて、俺が学生だった頃とは大きく違うなと驚いたのは、講義で「 ...

押川剛note, シリーズ 『清く正しい危機管理講座』

【note更新情報】

4月6日(土)の東京新聞に、『医療保護入院「まるで誘拐」』と題する記事が大々的に掲載された。執筆した中澤佳子記者からは、俺のところにも取材依頼があったが、「医療保護入院のための移送」制度について純粋に考える意図が感じられなかったため、「現時点では、私はコメントする立場にありません」と回答した。そのやりとりについては、先日のnoteに詳細を書いた。

このケースをもってして「移送の実態」というには、あまりに偏りがある

一読者として東京新聞の記事の所見 ...

押川剛note

今春から大学生になった。

去年の秋に、若い兄ちゃん姉ちゃんの推薦試験に混じって、俺は面接だけの社会人選抜の試験を受けたのだ。今さら学歴が欲しいわけではないが、50歳になったことだし、「いっちょう新しいことでも始めてみるか!」と思ったのだ。

学部は法学部だ。俺は20代のとき、素晴らしい弁護士の西幹忠宏先生に出会い、個人的に法律を学ぶ機会があった。先生は「法律の細かいところなんかは覚えなくていい。法感覚、『法感』を学びなさい」と言って、十年にもわたり指導をしてくれた。

押川剛note, シリーズ 『清く正しい危機管理講座』

ブログでは言いたいことを控えめに書いているので、刺激的な内容に関しては今後、noteで書くことにした。有料でしかも刺激が強いから安易な購読はダメだよ。

堂々たる第1回目は『清く正しい危機管理講座② プロフェッショナル編』。(ちなみにシリーズ「清く正しい危機管理講座①」はコチラ」

---------------

以前、俺のブログで『清く正しい危機管理講座①』(2017年8月7日)というのをおこなったのだが、今日は久しぶりに2回目の講義を行う。

...

おしらせ, 本と漫画

月刊コミックバンチ 2019年4月号、発売しております(『「子供を殺してください」という親たち』の連載は、お休みです)。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第21話が掲載されました。今回のケースは「きょうだい児(障害をもった子の兄弟姉妹)」がテーマです。

 

「子供を殺してください」という親たち 1

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2017年08月09日楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7n ...

本と漫画

『「子供を殺してください」という親たち』コミックス、1巻と2巻が同時に重版(1巻6刷、2巻4刷)になりました。ご購読くださった皆様、ありがとうございます。

2019年に入ってからも、毎日のように親族間事件が起きています。今後も「家族の問題」に真摯に向き合っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

 

「子供を殺してください」という親たち 4

posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2018年12月07日 楽 ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

千葉県野田市の小学4年の女児(10)が1月24日、自宅で亡くなり、父親(41)が傷害容疑で逮捕された。学校や行政が虐待の可能性を把握していながら、助けられなかった。「親子」「家族」への認識を変えていかない限り、同じような事件は続くだろう。 まずは各社の報道から、事件に至るまでの経緯を時系列でまとめる。

----------------

2017年7月、一家が当時住んでいた沖縄県糸満市の窓口に、女児の母親の親族から「母親へのDVと女児へのどう喝がある」と相談があった。 ...

おしらせ, 本と漫画

月刊コミックバンチ 2019年3月号、発売しております。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第20話が掲載されました。史上最悪のメリークリスマス編、いよいよ完結です。

「子供を殺してください」という親たち 4posted with ヨメレバ鈴木 マサカズ/押川 剛 新潮社 2018年12月07日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7net

ニュースから斬る! メンタルヘルス

元旦未明、原宿の竹下通りで軽乗用車が暴走し、8人が重軽傷を負った。新年早々、俺はかなりの衝撃を受けた。

続報によると、容疑者(21歳)が借りたレンタカーの車内からポリタンクに入った灯油や高圧洗浄機が見つかり、「車ごと燃やそうと思った」と話しているという(高圧洗浄機で灯油噴射 原宿暴走逮捕の男計画か)。早い段階で逮捕されたことは、不幸中の幸いだった。

当初、容疑者は「オウム真理教の死刑執行に対する報復」などと供述し、メディアも「テロ云々」と報道していた。しかし、それに ...

ニュースから斬る! メンタルヘルス

今年1月、徳島県小松島市で、強迫性障害と診断されて自宅にひきこもっていた娘(39)に頼まれ、母親(67)が首を絞めて殺すという事件があった。母親は犯行後に自殺を図ったが一命を取り留め、殺人容疑で逮捕。鑑定留置を経て嘱託殺人罪で起訴された。

9月末、徳島地裁は「精神的、肉体的に疲弊し、著しく追い詰められた状態だった」として、母親に懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡している。

その事件に関する記事が、徳島新聞に掲載されていた。

障害ある娘 懸命にケア  ...

おしらせ

月刊コミックバンチ 2019年2月号、発売しております。

コミックバンチwebでは、電子版(無料)第19話が掲載されました。史上最悪のメリークリスマス編、佳境を迎えております。

今年も順調に連載を続けることができました。一年間、『「子供を殺してください」という親たち』を応援いただき、誠にありがとうございます。引きつづき、どうぞよろしくお願いいたします!

 

「子供を殺してください」という親たち(4) (BUNCH COMICS)

家族の問題

先日、3回目の新潮講座をぶじ、終えた! わざわざ遠方から来て下さった方もいたようで、誠にありがとうございます!

講座では、家族のトラブルが深刻化する現代において、「親」として、また「人」として、どうあるべきかについて、日頃から考えていることを話した。内容のすべては書き切れないが、肝となった話を備忘録的に書き留めておきたい。

 

本当のことを言う!

俺の経験上、子供が問題行動を起こす家庭では、「親が、子供に本当のことを言っていない」というケースがと ...